待ちに待った評価シート

11月9日(土)に1級ライセンス・カードと共に評価シートが届きました。合格しているので評価や得点などは全然気にならないかというと全くそうではなくて大いに気になっていました。それと真っ黒な1級ライセンス・カードはやっぱりカッコいいです。一番欲しかったものを頂けて嬉しい限りです。

1次審査の得点は87点(90点満点中)

Cubaseで採点した方より「アルト・サックスのプログラム・チェンジが重複している(2列になってしまっている)」との指摘があり3点の減点となりました。Digital Performerで採点した方からはそのような指摘はありませんでした。

改めてLogic上で確認しても重複は見られませんでしたが、Logicで出力したMIDIデータをCubaseで開くと確かに重複が見られました。この点は全く気が付きませんでしたので危なかったです。「もし、あと1個このようなミスがあったら、、、」と思うと怖いです。原因は不明です。もし勝手に生成されるのであれば問題ですね。チェックし切れない気がします。

「ノート・データ入力はパーフェクト」との事でしたので、その他の部分でマイナス3点は悔しいですね。

2次審査は5段階評価(S・A・B・C・D)の「B」

オーディオCDにより音楽性を評価する2次審査の評価は「B」でした。

各評価基準はミュージッククリエイターハンドブックのP244〜246に説明があります。それと同じ資料をネットで見つけたので参考までに掲載します。

5人の審査員の評価はそれぞれ「A」「A-」「B+」「B」「C」

この中で最高評価の「A」と最低評価の「C」を省くと「A-」「B+」「B」が残るので、対応表により総合評価は「B」となる訳です。
※尚、「-」や「+」という評価は実際にはありませんが「あるとすれば」ということで審査員の方が独自に付けてくれています。

「B」は真ん中、加点なしの「0点」ということになります。加点と減点、差し引きで「0点」ということなので、「±0点」という言い方が正しいようです。そう言われてみると確かに単に「0点」と言われると「まったくダメ」みたいに見えますが、その前にプラスマイナスが付くといくらかマシに思えます。

1次審査の得点と2次審査の評価を合わせた総合得点が87点

これで1級試験合格という訳です。「95点は穫りたい」との想定を見事に下回っていたため、楽しみにしていた分がっかり感が強く出ましたが、DAWも全く使えなかったレベルに居たことを振り返ってみれば「良くやった」と思えなくもないです。

1級試験の評価を受けて感じた事は「2次審査に関しては求められているものは相当高い」という事です。同じ音楽と言えども、常日頃楽譜制作の現場に身を置く自分と、音の現場で実際に活躍している審査員の皆さんとでは成果物に求めるレベルや満足度が大きく違いました。もっと高いレベルを求められていることに今更ながら気が付いた次第ですが、提出した成果物は自分の中ではその時点の「最高傑作」であり、それ以上のものをイメージできませんでした。ですから高価なソフトがあればもっとできたとか、時間を掛ければもっとできたとは全く思っていません。それ以上求めなかった自分の「音」に対する評価が「B」なのです。今回のように普段接していない楽器や音楽は尚更レベルの低さが顕著に出たのではないかと思います。とにかく制作した「音」はこれまでの自身の音楽経験の投影です。

今後はより多くの人に受け入れられる音を制作できるよう、今回の試験を糧に前進していきたいと思います。評価してくださった審査員の皆さん、運営してくださった関係者の皆さん本当にありがとうございました。

2019.11.11

2次審査の総合評価について

2次審査の総合評価の出し方について、対応表を見ながら色々なパターンを考えてみた時にやや疑問が残ったので少し書いておこうと思います。

例えば5人の審査員の評価がそれぞれ「S・S・B・B・C」となった場合、「S・S・B・B・C」と言う風に最高評価と最低評価を1つずつ削ると「S・B・B」が残り、総合評価は「B」となります。

一方で評価が「B・B・B・C・C」となった作品があったとする。同じようにやるとこれもまた総合評価は「B」となります。

しかし前者「S・S・B・B・C」と後者「B・B・B・C・C」とでは前者の方がより多くの審査員から高い評価を受けています。規定とは言えこの両者がどちらも同じ「B」とは思えないというのが正直な感想です。前者に高い得点・評価を与えるべきではないでしょうか。

もちろんこのような議論があって、散々検討した結果が今の形だとは思うのですが、どうしても前者に比べ後者は「ラッキーな評価・得点」を得ているように見え、前者はその逆に見えます。皆さんの考えは如何でしょうか。