GM2準拠の音源とDAW(分からない事だらけの制作環境整備 for MIDI検定)」の内容と重複しますが、MIDI検定2級2次試験用の制作環境整備についてはいくつかの問題がありましたので備忘録としてここに残します。

自分の場合、MIDIデータの骨組みを作る作業はDAWではなくFinaleを使いました。ピアノロールや数値ではなく音符が好きです。普段使い慣れているので効率がいい。課題曲くらいのサイズ感で音符だけなら30分もあれば全パート入力できる。

FinaleでこしらえたMIDIデータをDAWに読み込んだ時、どのような挙動になるのか、、これにもなかなかの難点がありましたが、だんだんとコツをつかみました。

コツを挙げればキリがないですが、とにかく研究と発見を積み重ねて自信を付けました。DAWはLogicを用いました。

あとで分かったのですがLogicに付属の音源は「GM マップおよび GML2 のドラムマップに存在する各種音色を演奏できるシンセサイザー音源」ではないのです。その為、MIDIデータを読み込んでもFinaleで指定した音色の通りにLogicで再生することが出来ないのです。

その為「GML2 システムオンのシステムエクスクルーシブが入力できること」への対応も不可能なのです。システムエクスクルーシブは送信できますが、GM2をオンにしても音源側が反応しないのです。それでも概ね同じサウンドで再生できますが、GM2をオンに出来なければ、11CHをドラム・トラックとして扱うことができないのでこれは大問題になります。ここは試験に必ず出ますので。更に極めつけはプログラムチェンジを送信しても音色の切り替えができないことです。データ冒頭のセットアップはほぼ無視されています。Logicの音源はまったくGM準拠じゃないんだと、、試験対策中に困惑しました。まず試験を受験する環境が無いのです。有名なDAWなら何でもできる、そうではなかったのです。LogicにGM2準拠の音源を追加できればいいと思ったのですが、そんな事をする人はいないのか、検索してもまったくヒットしません。試験までの時間が少ないので、もうその点について調べることはやめました。ハッキリとGM2準拠だと明記されている音源とそれを使えるDAWを探すことにしました。

別の環境をもう1つこしらえるために色々と調べ上げた結果、音源はローランドのSound Canvas VA(Sound Canvasのソフト版)が無難だろうと言う結論に至りました。昔ハードを使ったことがあり、これは間違いなくGM・GM2準拠である。DAWは予算的にCubase Artistに落ち着きました。Sound Canvas VAとCubaseの組み合わせをとあるブログで見たのでこれで試験を乗り切ろうと考えました。音色など全体的に古くさいですがまずは環境を整えるのが先決です。早速試しにGM2オンのメッセージを送信すると赤いランプが「GM2」側に切り替わるのを確認できました。また、ヴォリュームやパン、リバーブやコーラスなど、様々な値がノブ、スイッチといったGUIに反映されていました。もちろんプログラムチェンジで音色の切り替えも可能。リアルタイムで色々と確認が可能になりました。GM2をオンに出来ることで11CHもドラム・トラックとして扱えています。(しかし音色をみると「Piano」になっている点が最後まで理解できませんでした。音はドラム・マップの通りに鳴っていましたが、、ここは後ほど紐解きます)

Logicでは確認できないことは全てCubaseで確認可能になりましたが、リストエディターだけはやっぱりLogicが扱いやすい、というよりもCubaseに慣れる時間的余裕がなかったのです。
なので今回の試験に関しての細かなエディット作業はLogicでやることにしました。Logicで作業して最終的にCubaseで読み込んで動作確認すれば完璧に思えました。
ただし設問は全て「4分音符の分解能は480TPQN」が基本です。Logicの960TPQN固定なので全て置き換えながら作業することになります。果たしてどうなるのでしょうか。

自分流の手順まとめの画像

環境が整ったこの時、数週間後に試験当日が近づいていました。練習期間は実質もうありません。
多少の不安を抱えたまま、何とか乗り越えて1級までいくんだ、その一心で臨むだけです。

平成29年度 MIDI検定試験2級2次試験(2018年2月24日)筆記試験編