ギターメンテナンス
ERNIE BALL MUSIC MAN EVH モデル
1992年製のEVHモデル、ペグが壊れたまま十年近く放置していましたが、この度、生まれて初めてメンテナンスしました。
きっかけは2018年3月に他界した父の葬儀に集まってくれた昔のバンド仲間。彼らとの交流から「またバンドやりたいね」という話しになり、まずはギターを直さなきゃ(笑)と盛り上がり、ようやくメンテする気になりました。
覚えたてのDAWで試しに鳴らした時はあったものの、ガリガリ言ってまともにサウンドしなかったので諦めていましたが、パーツを換えれば直るかも、ということで取り敢えず全部外して掃除から始めてみることに。
改めて向き合ってみるとまぁ汚い汚い。掃除のし甲斐がありました。まずは簡単に出来る事からということで磨き掃除などやってみました。パーツが無くならないように袋に入れたり、再び配線できるように配線図を書いたり写真を撮ったりと不慣れなので慎重にやる必要もあります。
- ボディー裏の配線を確認
- ボリュームポットは交換です
- ボリュームポット配線チェック
- ボリュームポット切り離し1
- ボリュームポット切り離し別角度
- ボリュームポット切り離し2
- ボリュームポット別角度
- ジャックも交換です
- ジャックも交換(別角度)
- ジャック部別角度
- ネックを外す
- 1992.12.16のサインがあります
- フレットを磨く(ピカールで)
- ペグを外す直前
- ペグを全部交換(スパーゼルで4対2実現)
- 純正のペグ(10年前から1つ足りない)
- ペグを外したところ
- ペグを外したところ(裏)
- PUを持ち上げると
- フロントPU、消しゴムのカスが大量に(笑)
- リヤPU、やはり消しゴムのカスが
- オリジナルのボリュームノブ(TONEはエディー流のシャレ)
磨き掃除の後は緊張の配線作業です。配線図を見ながら装着し直す作業ですが、狭かったりハンダが上手く付かなかったりで少々苦労しましたがなんとか満足のいくレベルに持っていけました。フタやビスなども全て戻して弦も張り替え、と思った所でちょっと待った。万が一配線ミスがあるとまた外すのが面倒なのでその前に通電チェック、ということでDAWに繋いでPUをレンチでカツカツと叩いてみますと無事に音が聞こえました。しかも以前にあったジャックのガリガリノイズも全く無くなっていました。これは成功だということですっかり元通りに組み上げていきます。
- 指板の黒ずみはEddieっぽくそのまま残す
- フロイドローズは一度交換しており綺麗な方です(GOTOH製)
- ボディーに装着後オクターブ調整が必要です
- スパーゼルのペグを取り付けるのに別途下穴が必要です。1つ誤って表に貫通しました(泣)
- サウンドハウスにてパーツ収集
- フロイドローズ、PU、ボリューム(シャレのTONE)ノブ綺麗です。
- ペグ交換完了の図(元の穴は楊枝で埋めました。3弦と4弦の間ドリルで誤貫通)
- 配線を漏れなく書き写す
すっかり作業が完了してチューニングもバッチリ。まともな状態に復活したのは十数年振りでしょう。取り敢えずLogicに繋いで色々なアンプで弾いてみたくなりました。すると1つだけ凄く良いアンプがあり、思わず時間を忘れて弾きまくってしまいました。
次のステップとして、遠方であったりスケジュールの都合でなかなか会えない仲間と如何にしてセッションを実現させるかということです。そこでNETDUETTOを提案してみましたが、環境のないメンバーにとってはPCやオーディオI/O導入などの敷居も高い、という意見が出た。しかしそう言っていては実現できないので、ここは自分がオーディオI/Oの選定・購入などを取りまとめつつメンバーにレクチャーしていくしかないだろう。
ネットでNETDUETTOやDAWを介しての練習もそうだけど、それ以上にレコーディングする作業なんかも楽しめそうなので。
ドラムは自宅での演奏が課題だが、今はAERODRUMSがある。AERODRUMUSは今回はじめてその存在を知ったのだが(ちょっと古い話題かもしれませんが)、一言で言って凄いですね。個人的にも欲しい。これを買ってドラマーに紹介するつもりでいます。
最後にボーカルは、、、やはり自宅にブースがないと難しい。PC持ってカラオケボックスか個人練習スタジオに行くしかないか。
今はUsedでも使えそうなオーディオI/Oをかき集めている所です。
以上、近況報告、ギターメンテ〜バンド活動復活実現したい編でした。